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『展開式螺鈿』

2012.04.21[ 即興詩篇]

切り開かれた腹腔で蜷局巻くキララ 蔦伸ばした先で花粉散らすキララ 無駄な禊と喀血を吐いた夕暮れ。枝垂れた柳の下にミクロコスモスと摩天楼。遠い山から漏れる暁光、一番星が出、群青と薄橙とが滲む黄昏。 少年が蹴躓いた石が飛び退き、砂地で打ち付け合い連なる、まほろばの撞球。快い飛礫の爆破、石の肌の音はさかしまの空で星を生む、誕生。 隣人は木立に踏み入っていく少年の背中を目撃していた。初夏と晩夏が布切れだと...全文を読む

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『ロマンセの名はギャラクティカ』

2012.04.21[ 即興詩篇]

銀河には銀河の仕来り 何時ぞやの妖女 跨る箒星 巡る千年回廊 ブルージーンズに溶ける雲のうえの懺悔。時に呼吸もなく、無意識下の空想の閾値をすんでで躱し、銅鑼を鳴らす真夜中の社交星団。女が手に取ったのは蒼穹のネクターで、男が取ったのは矮星色のスピリット。白か黒かも分からないじゃない、なんて嘲る女のグラスを奪い、流し込むと可視領域限度枠内の透明物質の渦。綺麗だけど好みじゃないわ、強いのは苦手なの、女の...全文を読む

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『歪んだヴォルケヰノ』

2012.04.21[ 即興詩篇]

右手には海 左手には神 挟まれて動けない火と泥土の志士行動倫理は埋もれた苦悩 翼のもがれた天使の養分とどのつまりは奇天烈な相撲 土俵際で白鯨を負んぶ ここに来た探険家たちは口を揃える。どうせ飽くなき欲望の蟻塚に、与えてやる糖分もなかろうと。 果たして訪れた跳躍する馬車が、産み落とした琥珀色の死屍から、溢れ出てくる蜜は薔薇の香。 これは天女の報酬だと兄尾根が云い、否、聖母の餞別だと弟嶺が指を差し伸べ...全文を読む

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『レクイエム』

2012.04.20[ 即興詩篇]

補陀落渡海まで 古の記憶を頼る体力もなしにキミは塔を立て 僕は塔をへし折る砂漠の都と島国を攻めるミサイル踝に巻き付く蛇と二十五人の子どもたちそんな物語だ そしてそれはもうどこにもない補陀落渡海まで 古の記憶を頼る体力もなしにキミはトレインを走らせ 僕は線路に石を積む銀色の貨物列車にジェントルゴースト聞こえるプラズマの音とリサイクルの理そんな物語だ そしてそれもどこにもないさようなら忘却の空へ縁の混...全文を読む

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『聖駆動・邪駆動』

2012.04.06[ 即興詩篇]

 銀板の縁に腰掛ける聖母、指先のリングに口付ける天女。 肋骨のなかの波止場で戯れよ、綿で絞め殺されたって息は続く、だってエレキだから。 うら若き下腹部を擦ると泣き出す、ブロンドの束が風に踊ってダンス。 鎖骨の下の劇場で遊ばれよ、脹脛が膨れ上がることもない、だってメタルだから。 天使であって天使じゃない。 どこかで目覚めた、脳に刻み付けられた暗合。 マリア。ドロイドのマリア。キミは天使じゃない。 中...全文を読む

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良川飛龍

Author:良川飛龍
獅子座のO型。
現名義で創作活動中。
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